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王子様は永遠に!激闘の果てに新たなる旅立ち…と、ゆー事でセンターカラー。
一筋縄じゃいかない個性派集団…だけど、同じ夢を追う強き絆!オレ達が青学!!
JC最新41巻は3/4(火)発売!
勝負をかけた球の行方は!?
「幸村ぁ勝たんかーーーっ!!!」真田のエールとも願いとも言える激が飛ぶ。
割れた二つのボールだったモノがリョーマクンの頭上に落ちてくる。
『この1点を見極めろ!!』サムライ南次郎とキャンプした時の成果がココに来て発揮。
リョーマクンのラケットは二つのボールだったモノをボールとして捉えた。
そして幸村のコート左右に着弾。
幸村為す統べ無く・・・
会場から一斉に「ワァァァァ」と声が上がる。
「ゲームゼット ウォンバイ…… 越前リョーマ 6-4!!」
リョーマクンに駆け寄る青学レギュラー陣。
「さぁ行こう手塚……日本一だよ」「…ああ」日頃固い表情の手塚も今だけ、この時だけは柔らかい表情で見つめる。
その表情を見つめる不二。「手塚でもそんな風に笑うんだね クス」と不二。
「コホン……!見なかった事にしてくれ不二」と引き締めた表情で言う。照れでもあるのかもしれない。
しかぁし!!!『甘いな……手塚』とビデオカメラ片手のミイラ乾さん(笑)
Dear Prince~テニスの王子様達へ~
作詞 許〇剛
作曲 佐〇木收
歌 S〇RI〇T
↑をバックにリョーマクンが胴上げされ(この姿が3年を見る最後の姿でした)、反対側コートに居る幸村の方へ歩み寄るリョーマクン。
幸村が握手の為、手を差し出す。リョーマクンも手を差し出す。
そして表彰式。
旗を青学が(この姿が手塚を見る最後の姿でした)、楯を立海が。
跡部はそれを言葉にならない色んな思いや感情で見(何かで聞いた?のですがこの跡部ヅラらしいんですよね…)回れ右。
この姿が彼を見る最後の姿でした。
そして季節は春。
桜を見上げる桜乃ちゃん。彼女の持つバッグには『2年1組 竜崎桜乃』と書いてある。
3年のメンバーは高校生になったんでしょうね♪
皆同じ高校に行ったのかなぁ?青学はエスカレーターでしたっけ?
3年生になった桃ちゃん。気合も十分で後輩(?)をシゴク。
1年のトリオも2年生になり少し大人びた感じがします。
カチローはそんなに変化がなさそうですがカツオは髪の毛があり、堀尾も髪が伸びてますね。相変わらず眉毛は繋がってますが(笑)
ヒョウ柄のバンダナをしているのは海堂。海堂が部長になったみたいです。
と、いう事は桃ちゃんが副部長かな?今年も全国に行ける事を期待していますよ。
コート上で空を見上げ「おい海堂…アイツ今頃どうしてっかな」と桃ちゃん。「ああ」と海堂。
ー アメリカ ストリートデニスコート? (カラー)ー
また小さい子が柄の悪いオニイサン達が取り囲んでイジメてます。
「おいコラ チビは引っ込んでな!」「オレ達プロ級テニスの邪魔だ!!」「失せろクソガキッ!!」と蹴っちゃってるよ。
そこへ口端を上げた少年が「ふーん あんたらテニス上手いんだ …ねぇ だったら俺にもテニス教えてくんない」とね。
ラケットを右手に持った少年はこの先どんなデッケー夢を果たしてくれるんでしょうか?
しかしこのお話はココまで。。。。。
また機会があれば続編なぞ描いて欲しい作品です。
ご愛読、応援ありがとうございました!
許斐先生の次回作にご期待ください!!
と書いてありました。
もう今頃(2008/12現在)は次回作がWJで掲載されているのでしょうか?
期待大です。
ビエラ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
By-Ash
「歴史が変わる! 青学が王者立海の3連覇を阻もうとしているーっ!」誰かが言った。
幸村精市(立海大附属)4-5 越前リョーマ(青春学園)(Σ!いつの間に!?)
勝利まであと1ゲーム!
ココでチコーッとオサライ(笑)
絶対王者、悲願の3連覇へ!
第一試合 シングルス3 真田弦一郎(副部長) 3年 A型 勝利
第二試合 ダブルス2 柳蓮二 3年 A型 & 切原赤也 2年 O型 勝利
第三試合 シングルス2 仁王雅治(土佐弁?) 3年 AB型
第四試合 ダブルス1 ジャッカル桑原 3年 O型 & 丸井ブン太 3年 B型
第五試合 シングルス1 幸村精市(部長) 3年 A型
最強の挑戦者、初の栄冠へ!
第一試合 シングルス3 手塚国光(部長) 3年 O型 ムムム・・・
第二試合 ダブルス2 乾貞治 3年 AB型 & 海堂薫 2年 B型
第三試合 シングルス2 不二周助 3年 B型 勝利
第四試合 ダブルス1 大石秀一郎(副部長) 3年 O型 & 菊丸英二 3年 A型 勝利
第五試合 シングルス1 越前リョーマ 1年 O型 試合中
↑こんな感じ。
「まさに天衣無縫…」これについて乾が無理矢理(?)解説している。
乾が話し終える前に振り向く。その先には・・・?
階段を下りてくる裸足。腹をポリポリしながら(?)「よう…バァさん」と。
振り向きもせず「南次郎…息子がお前と同じ所に辿り着きおった…」と竜崎先生。
「南次郎って…まさかサムライ南次郎!?リョーマ君って伝説のテミスプレイヤーの息子だったの!!?」と誰かが。
「おっ有名じゃん」と腹ポリポリ(?)南次郎。
「だ だから天衣無縫に…なれる資質を持っていた訳っスね」と桃ちゃん。
その言葉に「違うな青少年 『天衣無縫の極み』なんてもんは最初っから無ーよ」とサムライ南次郎。(Σ!爆弾発言!?)
コートでは試合が続いている。
サムライ南次郎のその言葉に一同「ええ~~っ!!?」となる訳ですよ。
ミイラ乾「…でも」
乾を遮り「無ぇっちゅーか…そーだな」と切り出すサムライ南次郎。
リョーマクンを見つめる桜乃ちゃん。『リョーマ君…楽しそう』と桜乃ちゃんも表情が柔らかい。
↑の↑の続き。「天衣無縫なんてもんは誰でも持ってるもんだぜ」から始まり天衣無縫とは?を答えるサムライ南次郎。
要するに始めたばかりの頃は皆天衣無縫で、試合だ何だとなると楽しいだけでは済まなくなる。いつしか初心を忘れてしまう、と。
『誰もが最初にテニスに出会った時の気持ち…テニスを 楽しむテニス…か』
幸村も盛り返し始める。スピードや何やに慣れてきたか?
今の幸村はアツイ!真田も「…幸村」と呟く程。
『ふざけるな!テニスを楽しくだと!』ココで幸村の回想に移る。
彼等が掲げてきたモノ、幸村自身の前に立ちはだかったモノ。それを乗り越えた。少なくとも幸村は勝利の為に頑張って成し遂げてきたのかもしれない。回想終わり。
幸村が返す。見た事のないフォームで待ち構えるリョーマクン。最後はリョーマクンの新技披露という事で。ってこの一球で決めるツモリですね。
手塚のラブコール「今こそ青学の柱になれ 越前っ!!」
それに応えるリョーマクン「いうっス」口端を上げいつも通りの言葉で返答する。
「サムライドライブ!!」なる技を放つ。
放たれたボールはネットの端の鉄線(?)の部分に当てる。
スゴイ回転をかけられたまたはスゴイパワーで放たれたボールは鉄線(?)に食い込む。
幸村は目を放さない。
鉄線はボールをとうとう真っ二つに。
そう、金ちゃんの時に半分ずつ各々のコートに真っ二つのボールが落ちていたアノ技だ。
「我 立海の3連覇に…死角はない!!」と幸村二つに割れたボールを同時にドッドッと返した!
「!」
王者の意地…!!
By-Ash
究極の扉開く!?
「あ あれが…… 天衣無縫の極み!?」
『オレやっぱりテニスが好きだ… この瞬間を思い切り楽しむんだ… テニスへのひたむきな想いが 奇跡を呼び起こすー!!』
リョーマクン、サーブ。
構える幸村。『天衣無縫の極みか見極めてやろう』とか思ってたら、気づいた頃には幸村の後ろにボールが。
「ねぇ…審判の人 コールまだ?」とリョーマクン。
審判にはリョーマクンが放ったサーブが見えていなかった様だ。
モニターで確認。オフコース イッツ イン!とゆー事で「15-0」.
球威、スピードもろもろ、全然ゼンゼンぜんぜーんスペシャルなんじゃ・・・
「しっかりしてよ んじゃ少し遅めにいくよ!」とリョーマクン。
幸村動けず、またもやサービスエース。
モニター班がコクッと頷けば審判が「30-0…」
幸村反応すら出来ずエースが続いて「ゲーム越前 1-4!」
今度は幸村のサービスゲーム。
『ーいったい何が 起こってるんだ!』と幸村
今度はリターンエース。
そうなると知ってか知らずか手塚はやはり見ている。そんな彼を残して、もはや誰が言ってるのか判らないが「こ これが…無我の奥の最後の開かずの扉『天衣無縫の極み』なのかー 限界を超えやがった…」
あの跡部様も口を半分程開け「あの王子様はよ」と前のセリフに続ける。
楽しんでる。間違いなくリョーマクンは楽しそうにテニスをしている。
「ゲーム越前 3-4!」
俄然盛り上がる青学サイド。
『集中力を高めろ冷静になれ精市ー 絶対に返せないボールなんて無いんだ!』と言い聞かせる幸村。
しかしリョーマクンのラケットが振りぬいているにも関わらずボールが見えない。
「ぼ ボールは…どこだ?」耳には形のないモノが音を立てている。思わず振り返る幸村。
しかし!探していたボールは意外な所で音を立てていた。
ネットを上がり、幸村側のコートにポトン。
「ゲーム越前 4-4!」
息を切らし始めた幸村をよそに「楽しんでる?」とリョーマクン」
これが天衣無縫の力…!?
By-Ash
崩れ落ちるリョーマ…
無音の中、左手からラケットが落ちる。
幸村(立海)4-0越前(青学)
カレはラケットに向かい右手を伸ばす。
リョーマに残された物は…
リョーマのサービスゲーム。
トスを上げる。ボールがそのまま地面に落ちる。
もう一度トスを上げる。またもボールは虚しく地面に転がる。
『負ける…負けたくない! …何でこんな苦しい事…テニスってこんなに辛かったっけ』
暗闇の中、ボールを捜す。歯を食いしばる。熱いモノが零れる。
ー幼少期の回想ー
カレは未だアメリカに居た。その頃の記憶。
サムライは一点を見下ろし「支部等じゃねーのリョーマ」と。
キャップを横向きにかぶる少年が「ま…まだまだ…」と。
この記憶が・・・
『いや…待てよ テニスって…』 回想終わり。
カレはボールを持ちベースラインに立つ。
もう何も感じられなくなっているハズ、何故あそこまで…とオーディエンスも・・・状態。
金ちゃんも「コシマエ…」と・・・状態。
青学サイドは監督も皆俯いている様だ。その中で静かにそして鋭く視ている者がいる。
彼強にして言う。「竜崎先生っ!!」と。
顔に手を当てコク…と頷く竜崎先生。
『すまん リョーマよ…』と溢れかえる熱い水が顔に当てた手の間を落ちていく。
反対コートのい立つ幸村。カレを見ている。理解出来ない様だ。
「何でだ…?もう五感は失われているハズなのに… 誰もがもうテニスをするのも嫌になるこの状態でこのボウヤは…」そう呟く。
黒の中ボールがある。
『ーそうだ』目を見開き歯を食いしばる
「やはりキミは危険すぎる」
『テニスを』口が薄く開き、少し口端が上がっている様にも見える
上だけを見てきた漢も今だけはリョーマの些細な空気や変化を見逃さなかった「!」
幼少期のカレは傷だらけながらも大きいラケットを持ち、息を弾ませながらもワクワクした様な面持ちで真っ直ぐ見ている。
『嫌いになれる訳ない… …だって』
「おいリョーマ… テニス楽しいか?」
滝の前に佇みカレに訊ねるサムライ。 回想終わり。
「テニスって楽しいじゃん」と言うカレは何かが変わった。
その時、カレの体が反る。
「! 何だっ こ これがまさか…!?」と、立海サイドから声が上がる。
裸足が見える。裸足と言えばこの人物。サムライ南次郎。コートを見「リョーマお前……」
リョーマクンから眩い程のオーラが!
「天衣無縫の極み!?」
テニスへも想いが最後の扉を開く!!
By-Ash
リョーマクンに異変!?カレは確かに打っている。しかし「感触がない… 打った感触が……」
そしてボールはまたも客席へ。
「…見たところ触覚を失いかけてる様だね」とどこか人間離れした幸村が言う。
忍び寄る幸村の影!
「触覚はおもに痛覚や位置覚 圧覚や振動覚および立体識別能力などの機能をふくんでいる体性感覚の総称」とミイラの様な風貌の乾が説明する。
しかし乾さん、やはり包帯の上からでも眼鏡必要ですよね~(笑)
五感を奪う事あ果たして可能な事なのか?
しかし、カレは確かにホームランを打ち、着地転倒し、鼻血に気づかなかった。
その事が全てを語っていると言っても良さそうだ。
それでもカレは百錬自得を左手に集める。
カレは打つ瞬間ミテいる。そして打つ。
またカレは打つ瞬間ミテいる。それでも打ち返す。
金ちゃん曰く、どこに打っても返してくるからその記憶だけ頭にこびりつきネットを越したくなくなって、身体が動かなくなるとか。
「どうしたボウヤ…そんな探り探りのショットじゃ……」幸村の声がココで消えた(?)瞬間リィーマクンの視界が真っ暗に。
ボールが見えない。カレは本能で察知した。打ち返す。
視覚を奪われた様子。目を瞑りゲームを続けるリョーマクン。
全てが黒に。
ボールがカレの足の間を抜ける。
「ボウヤの負けだよ…」幸村のその声はリョーマクンには既に届いていない。
リョーマの全てを奪う神の子・幸村の恐怖!!
By-Ash
「次は…5球でいくよ!」リョーマクン絶対予告出ました。
百錬自得を自在に適材適所に集めるリョーマクン。
「1!」「2!」とカウント。「3!」幸村は『こ これがまさか… ま まずい…?』
と今まさに打つリョーマクンを見た途端に回想シーン。
彼が倒れた時から始まり、医者の何気ない呟きが彼の耳に入り、彼は絶望し、失望する。
彼の周りに居る立海の面々も立ち尽くす。そんな回想シーンが終わるなりリョーマクンの雄叫び!
「5!!」彼は確かに5球打った。しかし、その5球目は場外ホームラン。
そしてホームランを放ったカレは体ごと着地。
カレは「ちぇっ せっかく5球で決められるトコだったのに」と起き上がる。
そんなカレを慌てた表情で「おチビ大丈夫か!? 鼻血っ鼻血!」と菊丸。
カレは手で拭ったのかその手を見る。
カレの登場まで時間かせぎしていた金ちゃんはゾッとした感じで「き…来たでぇアレや… アイツのテニス怖いわぁ……」と呟く。
「ねぇ…手塚 今のって…」手塚と不二にはナニかが見えているまたは知っているのか?
真田は「いよいよ… 幸村のテニスが始まった」と涼しげに言う。
鼻血を流しながらたたずむリョーマクン。
リョーマの身に何が…!?
By-Ash
「百錬自得の極み!?」
「手塚国光が開いた無我の奥の扉の1つ『百錬自得の極み』ー 無我のパワーを全て左手1本に集め疲労を最小限に抑え威力・回転等を倍返し …ただし 他が疎かになる為 手塚の様にゾーンを完璧に出来てこその技 倍返しさせなければ…… さして脅威ではない 辿り着くのが早過ぎたね…そこに」とリョーマクンの打球をものともせず返球しリョーマクンの横を抜く幸村の打球。
百錬さえも…
ー ゲーム立海 1-0!! -
ー ゲーム立海 2-0!! -
ー ゲーム立海 3-0!! -
「どんな技も… ……誰の技も …何も通用しない」ドーーーン!!!って感じで逆光の幸村。
「確かにあの1年の成長は早すぎた 周りの強敵の技をー その才能の高さ故に次々と会得していったが あの無様な姿を見ろ! あの百錬がいい例だ… 無我の奥の扉も完全に持て余している 10年に1度の逸材集いし群雄割拠のこの年ー その時代が作り上げてしまった悲しき産物なのかもしれんな」と真田が熱く語る!
「羨ましいでヤンス…」と横やりを入れたのは立海テニス部1年の浦山しい太くん(笑)「あの越前って選手こげなピンチでも楽しそうでヤンス~」隣で真田が睨みを利かせているのにやっと気づき「ごめんでヤンス~」と。ハイ退場~(笑)
帽子を脱いだのか?脱げたのか?いつの間にかリョーマクン帽子脱がせゲームに負けているではありませんかっ!?(エ/笑)
「絶対アンタをギャフンと言わせてやる」とリョーマクン。「早く負けた方がボウヤの為だよ」と幸村。「ムカちーん! 泣かす!!」と叫びながらサーブを放つリョーマクン。←「ムカちーん」って新しい言葉ですね(笑)
打ち合いながら幸村は思う『たしかにこのボウヤの潜在的能力は認めるよ そしてどんな逆境でも諦めない精神力も でもーーー』と。
「ダメだ百錬自得は完全に封じられている!」と誰か(桃ちゃん?)が言った。その時「!」リョーマクンの無我の光が両足に!そして球に追いついたリョーマクンはラケットを右手に持ち替え今度は無我の光を右手一本に集めた!そしてようやく・・・「出たぁーーっ百錬の倍返し!!」幸村は右手一本で返すつもりか!?しかしそれは流石に無理だったのか両手で。それでも打ち返した!球の行方は・・・コードボール。リョーマクンのこの体勢は・・・幸村は思う。『このボウヤは いったい……』そしてリョーマクンはその球をドライブBで遂に抜いた!
ー 15-40 ー
リョーマクン?キラキラしてるのね?「次は……5球でいくよ!」って(Σ)才気煥発の極みまでも!?
遂に、これが・・・
By-Ash
あいさつ代わりの攻防・・・
「ボウヤ これは上着を落とすゲームじゃないよ」くっそ~的を得てるよチクショウめ!(笑)
「あっそ じゃあ そのゲームは俺の勝ち」心からおめでとう!リョーマクン!(笑)
幸村落ちたジャージを振り返る。立海サイドからは「あの1年… 幸村部長の羽織ったジャージを落とさせた・・・」と声が上がる。
乾が推測するリョーマクンの先ほどの戦法は、ツイストサーブで体勢を崩し、ドライブAで両肩を上げさせ、COOLドライブで前におびき出し まんまとーーー
その横から「やっぱ越前は生意気くらいじゃないと ねぇ乾先輩っ!?」と後輩から俺もそう思うとばかりに言われ「な 何で分かったんだ…」とボーーーンとなる乾(笑)
手塚は背中を見つめる。「スマンな真田…」その背中はピクとなるも振り返らずに彼は言う「礼には及ばんよ」及ばんよ?よ?あなたならば「礼には及ばん!」ではないのですか???
しかしリョーマクンはカレが出した球種全てをどんな形であれ返されている。
幸村に目は既にイッている(笑)彼の背中に「You still have lots more to work on…(まだまだだね)」
いよいよキましたね~。「無我の境地」です。
先ずは比嘉中戦で見た「ビッグバン」幸村「パワーはあるけど打球が単純すぎる……」と感想を言いながらも綺麗なバックハンドで容易く返す。続いては四天宝寺戦で見た「聖書」白石の「円卓ショット」。「ボールは分身などしない…常に1つだよ」と真の球をフォアハンドで打ち返す。千歳の「神隠し」「ボールは決して消えたりなどしない」とバックハンドで返球しながら「いつまで続けるんだ… 無我は体力を無駄にするだけ・・・」と蔑んだ目で見る。「ずいぶん現実的なんだね」と立海、真田の「雷」を打つリョーマクン。そんな事はお構いなしにベンチに座る真田を見「見せたんだ」と幸村。もちろん雷も返す。そして次のリョーマクンの手は四天宝寺の金ちゃんの「超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐」。太陽が眩しい。。。そんな間にネット近くで跪くリョーマクン。そんな彼に背を向け顔だけ少し傾げ「これでもう終わりかい?」と見下ろす幸村。
少しショックもあったのだろうか目が開いている。しかしリョーマクンは未だへこたれません!「やっぱ楽しいなぁ…テニスは」と、無我を発動か?と思いきや、この左腕に全てのオーラが集まるのを比嘉中の木手戦で見た事が・・・?確か手塚が。。。「まだまだだね」と立ち上がるリョーマクン。
リョーマが開けし扉は・・・
By-Ash
ハァ…ハァ…汗だくで放心気味の金ちゃん。コートに飛び降り駆け寄る四天宝寺の選手達。
白石部長が見た事もない血相で金ちゃんを抱く。
「…聞いた事があるぞ アイツと試合をした相手は全て 五感を奪われた様に イップスに陥ってしまう 付いたあだ名がーーー『神の子』幸村精市」銀さん(?)が言う。
もちろん金ちゃんと一試合済ました幸村の肩に掛かったジャージは今も幸村自身の肩で涼しげに風に靡いている。
一方、リョーマクンが後にしたコートでは。。。
「本当に記憶喪失だったとはね… でも、スポットを難なく攻略されて何かムカつくよな…」と伊武。
「2度も ツイストスピンショットを破られるなんて… 何かハラが立つな」と不二裕太。
「小僧・・・」と亜久津。
「くそぅ協力すんじゃなかったぜ」と日吉。
「ぬぅーやがあのチビめ」と転がりながら田仁志。
「ハーーッハッハッ時代を変えちまえテメーの力でな!」とベンチに足組座り跡部様。
ー 試合会場コート ー
幸村が何かを捉える。「来たようだね」
菊丸が、大石が竜崎先生が、木手が、千石と壇が、忍足侑士とガックンが、切原が、青学テニス部員が。
スタジアムの入り口に人影。
振り返るタカさんと桃ちゃん。
入り口の帽子を被った人影はラケトを振り上げる。
見上げる手塚と不二周助。
ラケットを前に突き出した人影は汗を流しながらもニッとし「おまたせ」と一言。
「遅かったなおチビ!!」菊丸。「ったくハラハラさせやがってコイツゥ」と桃ちゃん。
『手塚・・・・・』不二は手塚を静かに見つめる。
「越前…お前の全てを この3ヵ月半を この試合にぶつけて来い」と激を飛ばす手塚部長。
「青学の為に…必ず勝って戻って来いよ!!」と大石副部長も激を飛ばす。
ー それでは全国大会決勝S1 幸村精市VS越前リョーマの試合を始めます!! -
早速「病み上がりなんでしょアンタ? 無茶しない方がいーよ」と挑発するリョーマクン。
それに対し「…いい瞳をしている」と会話をスルーし見下ろしそう言えば回れ右する幸村。
いや~貫禄が違いますね。
越前サーブで試合開始。
左手にラケット。ツイストサーブ。幸村難なく返す。続いてドライブA!ラケットを右手から左手に持ち替え、またもや難なく返す幸村。そしてCOOLドライブ!幸村の目が・・・と共に光(?)が。
ベースライン上に幸村の放った打球が突き刺さる。
COOLドライブまでをも難なく返す幸村。
「ふーん やるじゃん… だけど…… …あれ? 上着 肩から落ちてるよ」と敵を背に言っちゃうリョーマクン。
両雄相譲らずーーー 決戦の幕が上がる!!
By-Ash
「君 ダブルスはやらないの?」「俺 菊丸英二…英二でいいぜ」「むーっ もう怒った! こんな奴と組むのやめた!」「俺達は青学黄金ペアだもんな 英二」「大石… ダブルスの無限の可能性見せてやろーぜ!」「んでもって 全国大会ナンバー1!!」
ダブルスの頂点へ…!!
大石に飛びつく菊丸。そ。
『ゲームセット ウォンバイ青学 7-5!!』
これで2-2。追いついた青学。
『続いて全国決勝 S1の試合ー
立海大附属(神奈川) 幸村精市!!
VS
青春学園(東京) 越前リョーマ!!』
アナウンスが入る。
リョーマ、間に合ったのか!?
…ーーー
『両選手… 速やかにコートへ入りなさい』
警告?される。
尚も腕を組みベンチに座っている幸村。
対戦相手の到着を待っているのか?
そこへ馬跳びでコート内に進入する輩が…
「コシマエなら多分おしっこちゃうん? なぁなぁ立海の大将さんーコシマエ来るまでワイと勝負せーへんか? よろしゅう」
そ、四天宝寺の遠山金太郎、その人である(笑)
もちろん「こら待て 勝手に入っちゃ…」と囲まれる。しかし金太郎と言えば…カナリの剛腕。捕まえようとするオッチャン達を押さえ(肩を掴み)
「えーやんか これもアカンのん? 1球だけ 頼むわぁ~っ」と時間稼ぎをしようとする金太郎。
「やろうか 遠山クン…」静かにベンチを立つ幸村。
羽織っているジャージが風になびく。
必死に探す桜乃。
リョーマくんー
コートではー
息を切らし跪く金太郎。
もう片方のコートにはジャージをヒラヒラとなびかせ、立っている幸村の姿が。
「神の子」幸村精市!!」
一人の少年が歩いてくる。
少女は止まり、見つめる。
少年と少女はすれ違う。
「あ あのリョーマくん!!」声をかけたのは少女の方。
少女は少年に何かを伝えたくて精一杯気持ちを伝えようとする。
「はぁ?何言ってんの竜崎 悪いけど後にしてくんない あそこに倒さなきゃなんない奴がいてね」
スタジアムを見るリョーマ。
最高の舞台、最強の敵が、復活のリョーマを待つ…!!
By-Ash
ゲーム立海 5-2!!
青学 万事休す…
あと1ゲームで立海の優勝が決まる。
「何とかしてくれ 黄金ペア…」不二が呟く。
「部長ーっ 越前の記憶っ!! 今まで対戦した他校のライバル達と再び戦う事で 徐々に取り戻し始めています!!」と桃城が叫ぶ。
その声は立海サイドにも聞こえていた。
無言の真田。
「英二センパーイ 大石センパーイ!! 時間稼ぎ…ありがとうございましたぁ!!」とペコリする桃城。
「そろそろ行くっしょ大石」
「越前に繋ぐぞ……英二」
桃城のOKが出るのを待っていた黄金ペア。
自在に「同調」を操れる領域に達していたのだ。
試合半ば、真田が動く。
「行くのかい…ボウヤの所へ?」振り返らずに幸村が問う。
少し振り返り「幸村よ…真っ向勝負であの小生意気な新人を倒せ…それが王者立海のやり方だ!!」と。
リョーマの許へ行く為、階段を上る真田。
それを眼球だけを動かし見る手塚。
階段のその先には…
「俺様も付き合ってやるぜ」と跡部。
最高の舞台の為にー 皇帝・帝王並び立つ!!
By-Ash
ドドドドドー
「あ 危ねぇ リョーマ!!」と叫ぶ南次郎。
リョーマの身に…!!
リョーマに迫り来る滝から落ちようとする大木!
そんな時ほど早い様でスローモーションなのだ。
リョーマの目が・・・
「親父ーっ 左側面の窪みのちょい下ぁーっ!!」と叫びながら大木に向かい石を放つリョーマ。
「わーってる!!」と返事をしながら大き目の石を大木目掛け放つ南次郎。
「よしっ軌道をを変えた!!」と南次郎。
「へへ…」とリョーマ。
しかし、ザパァァン!!!と言う大木の着水音と共に、その飛沫が間近に居るリョーマを襲う。
「リ リョーマ!!」と迷わず飛び込み息子の許へ泳ぐ南次郎。
リョーマとリョーマ愛用のキャップを抱え「ったく 世話の焼ける」と、こぼす南次郎。
しかし、その表情は穏やかだ。
ー『しかし コイツ』ー
翌朝(?)チチチ・・・と鳥が鳴く。
「起きろ リョーマ! いつまで寝てんだ?」と褌姿の南次郎が息子を起こす。
横たわるルオーマの髪はまだ濡れている様だ。
声に反応し、ヨロ…っと起き上がるリョーマ。
そして、こう言った。
「あ…あの… どちら様ですか?」
南次郎もその言葉には「Σ い゛っ!?」って感じの表情だ。
ーD1会場ー
ジャッカルの反復守備「ねずみ花火eat」が炸裂中の様子。
乱されるゴールデンペア。
「英二っ!退が…」と大石。
しかし菊丸は思う。「いや丸井は妙技……鉄柱当てか?綱渡りか?大石も丸井のボレーには困惑してるんだ なら俺がー」と菊丸ステップで待ち受ける。
しかしボールがスルー・・・?と、思いきや「…妙技 時間差地獄」と、言って凄いフォームで打つ。
ゲーム立海 2-1!!
「乾先輩いいんスか?病院抜け出て!!」と問う海堂。
「後で怒られる確立 100%… …だが 全員が一丸にならないと勝てない気がする」と試合会場へ駆けつける乾海堂D2ペア。
ー一方 桃城、リョーマー
「越前らしくなって来たじゃねーか」とゼェゼェする桃。
「あの もっと色々教えてくださいっ!!」と汗をかくリョーマ。
「あぁ…」とは言いながらも『駄目だ 俺だけじゃ…』と心の中で思う桃。そんな時
「桃次は俺達に任せろ」と海堂乾が桃とリョーマが居るコートへ入る。
「皆さん こっちですっ!!」と堀尾、カツオ、カチロウの三人組が誰かを誘導している様だ。
ところでこのトリプル1年、身長が伸びた気が・・・。
「…ったく」と、ルドルフのジャージ。
「ウソだったら承知しないぞ 青学一年っ!!」と、氷帝のジャージ。
「そいにそんな甘こーねぇらんどぉー!!」と、比嘉のジャージ。
「分かったぞ…記憶喪失で会場中の同情を引こうって魂胆か…」と、ボソボソと不動峰のジャージ。
そしてその後ろでタバコをふかす亜久津。その腕にはラケットが。
「お お前らは・・・!?」と桃。
そう彼らは全て激闘の果て、惜しくもリョーマに敗戦した選手達。
激闘を演じたライバル達が・・・!!
By-Ash
「どーん しゃーねーなぁ 時間があまり無ーんだ 飛ばしてぐぜ!」なんてまだ涙が溜まっている目で言う桃。
ーーー回想ーーー
木の枝のラケットで石のボールを打ち続けるリョーマ。
しかし枝のラケットと石をコントロール出来ないリョーマ、南次郎には届かず水ポチャ。
「この程度出来なきゃ 教えらんねーなぁ ……天衣無縫」
『天衣無縫ー』「つあっ!!」木のラケットが折れる。「……ぐっ」
「陽が暮れっぞ リョーマ…」
そして陽が暮れる。それでもリョーマは頑張る。
ガサ(リョーマの後ろで怪しい音がする)
「……!」
「プギャアァーッ」と突如現れた猪?瞬間
ドン ドサ
遠くで木の枝を持った南次郎が一言。
「そろそろ 飯にすっか」
先ほどの猪を美味しく食した後、南次郎はテント中でゴァァ~ゴァァ~と寝入るのを尻目に焚き木の火を見張りながらリョーマは思う。
『あんな真っ暗で見えないのに オヤジはあの枝で石を あの威力で打った 見えないのに……』
「見てねーんだよ」テントから声がする。
「!」
「瞳に見える外側に 囚われてる様じゃ… まだまだだぜ」
「物事の本質を見抜けよ …リョーマ」
「ほんじゃ俺は寝るぜぇ~ 火ぃちゃんと消し…と…け…ゴガァァーッ」
「…オヤジもう寝えたのかよ」
「そこダメッ(ハート)」
「………」
Σ何があった!?(笑)
ー朝ー
コォーン コーンという音で目覚める南次郎。
滝に石を打ち込むリョーマ。
「おいおい…もう打てちゃってるワケ」
次の瞬間・・・
「! あ 危ねぇ リョーマ!!!」
ーーーパアァァンとラリーをする桃とリョーマーーー
「そうだ越前 身体に染み付いたモンは簡単に忘れねぇーよな 忘れねぇーよ」
「これが ダンクスマッシュだぁーっ!!」
その刹那、リョーマの脳裏には桃城との記憶が・・・
「あ…あの 今のもう一度お願い出来ますか?」
戻り始めた記憶!?
By-Ash
公式ファンブック「40.5」&40巻は12/4(火)発売!!
決意の桃…
記憶喪失のリョーマをコートに立たせる。
嬉しい時も悔しい時も 共に過ごした仲間だからー
「行くぜ 構えろ越前kつ!!」とイキナリ弾丸サーブを放つ。
「わ…」屈み込みしりもちをつくリョーマ。
息つく間もなくサーブを放つ桃。
「ひぃ! また…」
ーーー新幹線ーーー
たらのやの釜飯を平らげ食後の一服中の南次郎さん。
思い出している。アノ時の事を・・・
「ねぇ…オヤジ 天衣無縫の極みって 何だよ?」
「なんだよオヤジ こんな山ん中に?」
「明後日 全国の決勝が あるんだけど…」
「ほれ リョーマ! ラケットだ」と枝を投げ渡す。
「ボールはと…… コレで いーや」
「おい リョーマ… テニス 楽しいか?」
ー試合会場の某コートー
頭を抱え込むリョーマ。
「何で 忘れちまったんだよ!! 一緒に戦って 来たじゃねーか 今まで……」
「思い出せってんだ 越前!! …もう一度 桃先輩って 言ってくれよ…」涙を振り切るように叫ぶ桃。
ーD1の状況ー
ゲーム青学 1-0!!
先ずはいゲーム先取。
パワーリストを外す立海D1ペア。
ーコートに跪き涙する桃ー
そんな彼の許へ近づいてくる足音。
「あ あの… 僕にもテニス… 教えてくださいっ」
桃の熱意に リョーマが動く・・・!!
By-Ash
不二、手塚の許へ。
「この大会が終わったら 僕と勝負 してくれるかい?」
激闘を終え 不二の思いは最強の友へー
「ああ 望むところだ」
手を握り合う手塚と不二。その様子を間近で見たリョーマ。
「…不二…… ……先輩」
…しかし何も思い出していない様子。
「続いて第4試合 D1の試合を始めます 立海大附属ー丸井ブン太 ジャッカル桑原ペア!!」
「ーそして 青春学園 大石秀一郎 菊丸英二ペア!!」
ジ「俺らで優勝 決めっぞ!!」
ブ「当然だろい」
大「これが 俺達 最後のDだ…」
菊「今まで 色々 サンキュー(涙)」
立海ジャッカルのサービスゲームで試合開始。
レシーバーは大石。
ゴールデンペアのDを見て桃城、動く!
「来い 越前っ!!」とリョーマの腕を引っ張る。
ラケットを渡し、「ーなら 思い出させてやる お前の 失われた記憶を」
「越前 アップ させて来ます」と部長に告げる桃城。
「……いいだろう ムチャは…するなよ」
その様子を試合中の2人も横目ながらに見ていた。
ー頼むぞ 桃城ー
リョーマに回せ! 気持ちは1つ!!
By-Ash