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お馬鹿な二人のブログとちょっとした事。。。
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今日は本祭りです。
朝から多くの人々が活気良く賑わっています。
しかし、そこに一人だけ大きな目をウルウルとさせ腰が引けている若者が若干1名程おりました。
その名は「ポチリアーノ王子」!
王子はまだ恐怖を克服出来ずにいました・・・。
しかし、王妃様は容赦しません。断固として今日もポチリアーノ王子を連れて行く事にしました。
ポチリアーノ王子は王妃の腕の中でプルプル震えています。
しかし、今日の王妃様は一味違いました。
「昨日の肉の恨み!」(笑)と、ばかりにポチリアーノ王子を腕から降ろし、「抱っこしてよぉ~」と、しがみ付いて来ても振り向きもしません。
そう!これが正しい教育だったのです!
甘やかすばかりが愛情ではない事に王妃様もようやく気づいたのでした。
王妃様が歩き出すにも関わらず、ポチリアーノ王子は怖くて一歩も動けず固まっています。
王妃様は心を鬼にして、ポチリアーノ王子を引っ張りました。
ポチリアーノ王子は体重をかけ、抵抗します。
王妃様も負けずにフンヌッ!と引っ張ります。
その甲斐あってか、ポチリアーノ王子は動き始めました。
しかし、腰が引けた状態で、王妃様の後ろに隠れキョロキョロしながらツタタと小走りで付いていきます。
そこに唐揚げが落ちていました。
食い意地の張ったポチリアーノ王子!
王妃様は「しまった!」と思いますが時既に遅し・・・。
しかし、ポチリアーノ王子は唐揚げどころの騒ぎではない様子。
寿命が縮む思いで必死に人々の間を進んでいます。
ホッとした王妃様は思いました。
「落ちた物を拾い食いしなかった王子には何かご褒美をあげなくてはね」と。
王妃様は自分の酒のツマミと、ご褒美の肉を買い帰る事にしました。
ポチリアーノ王子も付いていきます。
城に着き、王妃様はポチリアーノ王子に言いました。
「ポチリアーノ王子、今日のあなたは大変頑張りましたね。よってご褒美をあげましょう」と、先程買った肉をあげました。
ポチリアーノ王子はハムハムと美味しそうに肉を食べました。

~おまけ~
今夜も王妃様は着替えを済ませ、お酒を飲もうと準備をしている間に、ツマミがなくなっている事に気づくのは間もなくの事。。。(笑)
もちろん今宵も王妃様の雷が落ちたのは言うまでもない(笑)

第2章  完
第2章に続く・・・・・

第2章 第1幕 第2幕
キャスト・・・ポチリアーノ王子、王妃様、隣国の王妃様、人々
                    以上(笑)

               By-Ash

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