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ソレから時はしばし流れ・・・青々とした草木を、熱い日差しが照りつける頃に移る。
お祭り 前夜祭
初めてのお祭り、初めての大勢の人々。
嬉しいながらもポチリアーノ王子は戸惑いを感じていた。
何故ならポチリアーノ王子は、とてつもな~く内弁慶に育っていたからである(笑)
ココで少し時間を逆のぼり、こうなった経緯を、お話しましょう。
王妃様は日頃から来客がある度、何処かに隠れながら威嚇するポチリアーノ王子の性格が不安でした。しかし「このままではイケナイ!!!」と思い、祭りの日の朝、決心しポチリアーノ王子を呼び、「アナタももう何ヶ月かしたら一人前です。その前に人に揉まれ、強くならなければなりません」と心を鬼にして言いました。
そして、首根っこを掴んで(笑)ポチリアーノ王子をお祭りへ強制的に連れて行きました。
そして時は現在に戻ります。
ポチリアーノ王子にしたら初めての物だらけで固まっています(笑)
もう可愛いッたらありゃしません!
イキナリ歩かせるのはどうか?と思い最初は抱っこして見物していました。
しかし、ポチリアーノ王子は一時間経っても固まったままです。
とてもじゃありませんが、歩かせれる状況ではありません・・・
しかし、王妃様の腕と手は限界・・・そこで、王妃様の友人の隣の国の王妃様にバトンタッチ(笑)
そんなこんなで、3時間程ポチリアーノ王子を連れまわしたのですが、一向に腕から降りようとはしませんでした。それどころか、登りつめる始末・・・
さすがの王妃様も疲れ、家路に着きました。
城に着き、王妃様は早速ポチリアーノ王子に「今日のアナタには情けなくなりました・・・よってご褒美はナシです!」と厳しい態度で接しました。
その途中で王妃様はお祭りで、ご褒美用に買った肉の串と自分用のビールを机の上に置き、着替えにシバシ席を立ちました。
王妃が着替えを済ませ帰って来ると、ア~ラ不思議!?元、肉の串らしき残骸と、元、ビールが並々入っていたと思われる空のコップが・・・・・(笑)
モチロン!この後、ポチリアーノ王子のお尻が赤く(?)なったのは言うまでもありません(笑)
続く・・・・・
By-Ash